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車関連/日産 ブルーバード ATTESA Limited の履歴(No.3)


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日産 ブルーバード ATTESA Limited (1995年ごろ~2004.07.25)

この車について

8代目ブルーバード[U12]。1987年9月に登場したブルーバードで先代と同じくセダンとハードトップの2種類のボディバリエーションを持つ。特にハードトップは空力特性がCd値0.30と非常に優れていた。 エンジンは1.6から2.0、駆動方式はFFの他、初の4WDを設定。この4WDには日産初の「アテーサ・システム」が搭載された。セダンには最上位モデルアテーサリミテッドをベースにしたラリー競技用車両「SSS-R」も存在した。

 

U12 4HT2000SSS ATTESA Limited

  • 全長X全幅X全高 : 4520X1690X1360 mm
  • ホイールベース : 2550 mm
  • 車両重量 : 1350Kg
  • 最高出力 : 205ps/6000rpm
  • 最大トルク : 28.0kg-m/4000rpm

エンジンについて

U12ブルーバードの心臓部。1800ccはCA18系、2000ccはSR20系を積んでいる。 このパワーユニットは、S13シルビアや180SX等にも積まれている。 CA18DETに限っていえばさすがに1800ccのエンジンで1.3tもの巨体を動かすため、0から3000rpmまでの加速は今一歩というところだが4500rpmあたりを過ぎたところから強烈なターボパワーが湧き出てくる。積極的に4500から7000rpmあたりを使えば充分に満足できる運動性能だと感じる。

室内について

U12ブルーバードの室内は前席はかなりの余裕がある。が、欠点は後部座席である。特にハードトップの後部座席はかなり天井が低いため大人が座るのは少々きついかもしれない。ドライバーズシートはある程度のホールド性がありかなり座りごこちは良いほうだ。コクピット自体は普通のセダンなどと同じく可も無く不可も無くといったところ。

インプレ

個人的には歴代ブルーバードの中で一番好きなデザインである。現在では高出力の4WDセダンなどは普通になってしまったが当時はまさに、「Super Sports Sedan」と称されていたわけだ。 運転フィーリングは非常に安定している。高速域での安定感はトップクラス。逆に峠道などのカーブの多い場所では4WDという性質上どうしてもアンダー気味になる。しかし、ハンドリングは素直なのでしっかり減速して方向を変えてやれば苦労などせず曲がっていく。エンジンも高回転になればなるほどどこまでも伸びていこうとする。また、室内でショックの硬さを変えられるのでその時の気分で走り込める。

U12はその時の気分で走り方を変えられるファミリーカーという名前を持ったスポーツカーである。